明日は明日の風が吹いてほしい

てきとーに大学院進学して人生転落した人間の生き様

日々是好日

ありがたいことに土日祝は完全な休日である。
残念なことに僕は無趣味である。

極端な話、ベッドから天井を見上げるしかやることがない。
そこで頭をもたげるのは、生きているのか、それとも死んでいないのか、ということ。

要は、能動的に過ごしているか、または消極的に過ごしているか。

僕は後者なのが明々白々である。

せっかくの人生を楽しんでみたいと思うのだが、なかなかやることがない…やりたいこともリストアップできない…けど死にたくないしなあ…なんで生きてるやろ…って逡巡する日々。

そんな中、とりあえずあてもなくてきとーに山へドライブしに行った。

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山の中で本をちょろっと読んでたときに出会ったエッセイ。

エッセイの著者が読んでいたフランス語の言葉集に、『積み重ねが人生』というひとことと共に、人間がトイレで用を足してるイラストが付いていたらしい。

これ、ジワジワ来る皮肉だと思う。
冒頭でやりたい事がなさすぎることを嘆いてたし天井見上げるしかないとか言ってるけど、トイレは確かに毎日しているなあ。
それに、逆に、病気してトイレ出来なくなったとしたら死ぬ。
案外日頃どうでもいい気にも留めてない(と無意識で切り捨てている)ことで人生は安全に回ってたんだな〜って確認。

ワクワクするようなことが無くても焦らず、
"結局積み重ねやから、人生"
と心で唱えて、安全安心に過ごせたことにハナマル満点を付けて生きてみたい。
そう、タイトルのように。